トップページ > 企業と一緒に。:8月2日 JICA日アフリカ女性起業家交流会 今年も開催しました
2016.08.03
JICA横浜国際センターの取り組みで、アフリカの女性起業家の日本での研修、視察と
交流の機会をもつ研修事業があります。特に横浜と広島の2つのエリアで
毎年、視察訪問をされているのですが、3年前からハーストーリィプラスでは
女性起業家として、代表さとうみどりの講演と、日本の女性起業家とアフリカの女性起業家の
交流セミナーを開催する場を提供しています。
今年8月2日も、この事業運営を委託されている企業様からの声掛けで、さとうみどりの講演と
交流の場の提供を、ハーストーリィハウスで行いました。
アフリカ人女性起業家、女性行政関係者11名(うち1名男性)と
4名の日本人女性起業家にお集まりいただき
今回は「女性が集まることによって生まれる効果、女性活躍のビジネスにおける重要性」などをテーマに
お話をしました。
さとうの講演
起業してから現在に至るまでの軌跡を、実際の事例をもとにお話をしました。
事業のひとつひとつの事例をご紹介し、すべて女性の力が大切であることを
説明しました。
そして、参加者の一人一人を簡単に自己紹介していただきました。
日本人の4名から。
今回は、農業にかかわる事業をされている方、また、服飾関係の事業をされている方を
各2名ずつお声掛けしました。
そしてアフリカ人起業家・行政関係者の自己紹介をしていただきました。
けっこうな時間で自己紹介をしたので、さっそく本題にはいり
女性が集まることによって、どのようにビジネスに効果があるか
アフリカの事情と考えられること、日本で考えられることを
意見をお聞きしました。
アフリカでは、まだ男性優位の社会傾向があり、女性の力が弱く
また、知らないことによってビジネスや仕事につながる機会を損失している
と思われるので、もっとも大事なことは女性の研修の機会を増やすことだと
いうお話が印象的でした。
一方日本では、何かをしたいと始める女性が多いのですが
個々がひとりで活動しているより、女性同士、企業同士ががつながって、
共感したり、安心感を得ることで、ビジネスチャンスも増やしていけるようだと
お話されました。
国における環境の違いによって女性の活躍の方法が違うのだなぁと
いうお話を、両者の意見を聞いて感じました。
意見交換も終え、クロージングのご挨拶をいただきました。
終了後も、名刺を交換したり
「今度、こちらに来なさい。ボランティアでもなんでも、お手伝いするから」と
言われる方などおられて、交流は深まっていきました。
最後に参加者の記念撮影です。
もうすっかり友達です!
アフリカの言葉は、フランス語なので、フランス語が行き交う場となりました。
参加者にとっては、とてもよい機会だったと思います。
また、今後も国を超えた交流が、生まれる機会があることを
願っています。
カテゴリ:賑わいづくり