トップページ > 今日の「オヤとコと。」:携帯がない時代
2015.05.28
昨夜、長男君の帰宅が遅くなりました。クラブが終わって帰宅中に、自転車がパンクしたらしいのです。
カープの応援で遊んでいる夫の携帯に、そのことの連絡が入ったのが8時45分。
「母さんに電話をかけて、それから自転車はおいていていいから、バスで帰れ」と指示
したらしいのですが、私には電話が入っていませんでした。
どうやら、持っていた携帯の電池切れ。夫に電話をかけたのも、パンクをした付近のショップに電話をかりたそうです。
こうなると連絡の取りようがなく、長男君がどうやって帰宅しようとしているのか、推測するしかありません。
車で迎えにいこうにも、どこに今いるのかわかりません。バス停までいくか?自転車を押して歩いているんだろうか?
心配しても動きようがないので、10時頃に玄関の前に立って帰りを待つばかり。
そういえば、私が子どもの頃、帰宅が遅くなって、心配した親が、玄関前に立っていたことを
思い出しました。やっと家に着いたら、前で母が待ってて、どうして連絡をしないのかとこっぴどく叱られました。
それにしても、「なんで玄関に立ってるの!?」とびっくりしました。
親と同じことをしているなぁと、同じように心配をしていたんだろうなぁ、と考えながら
夜空の半月が光る中、待っていたら、
自転車に乗って長男君が帰ってきました。
聞くと、帰り道の途中にある自転車屋さんに回り道してよって、修理を頼んだとか。
それなら、それで、電話をかりて、報告をしてよ!と人の気持ちもわからない長男にガッカリ。
携帯がない時代の親子のやりとりを、この平成の27年に繰り広げていたのには
さすがに時代錯誤なオヤコでした。
携帯がなくてもなんとかするという訓練になったかな・・・。
fuku