【働】7月8日 第3回はたらくを考えるmama’s cafe 開催しました!(前編)
はたらくを考えるmama’scafe が3回めとなりました。
今回のテーマは、「個人事業主としてはたらく?」という内容です。
ゲストに、グラフィックデザイナー・カメラマン寺下のぞみさんと造形作家岩本早弥香さんにお越しいただきました。
参加者は、20名!赤ちゃんお子様連れも半数いらして、どうなることかと思いましたが、なんとかスタートできました。
寺下さんは、出版社に勤務されていて、ご結婚も仕事を続けられていましたが
お子さんが欲しいと思って正社員からパートへ。
やっとお子さんができたと思ったら、産休、育休中は社会と離れてしまったような不安で
いっぱいだったそうです。
そんな時に、ご実家のお母さんが、「育休中は、好きなことを勉強できるじゃない」という応援の言葉から、図書館に行き、当時興味があったカメラの本を借りて、勉強をされたそうです。
今は、カメラマンとしてもお仕事されていますが、実は専門学校に行ったわけではなく、独学でこの時に学んだことがきっかけで、今に至るまで独学なんだそうです。
このお話を聞いて、時間を大切に有効に使うという事が女性が仕事をしていく上において
とても大事なことだと思いました。
寺下さんは結局、2人のお子さんを出産されましたが、子どもが二人になると病気を移しあい、会社を休まざるを得ない日が続きます。
上司のアドバイスで「一人でできるんじゃない?」という言葉や、ご主人が好きなことを仕事にできるんなら、いいんじゃないか?と独立を決心したそうです。
今独立をして、3年めですが、フリーで仕事をするという事は、自ら仕事の量を調整をしないと続けていけないことを実感されています。
フリーで働くことは、好きなことを仕事にできますが、自己管理がとても大事なことなんだそうです。
ゲスト2人目の岩本さんは、大学を卒業して3年間事務職で働いて、結婚を機に専業主婦として
家庭を守られていたそうです。
お子さんが一人いらっしゃって、今は中学生ですが、小さいうちは、子どもをしっかり見てやりたい、
抱けるときは十分に抱いてやりたい、子育てに関して、あとで後悔したくないという気持ちで
過ごされていたそうです。
幼稚園時代は、手芸を教えたり、ものづくりをするワークショップを開いたりという主婦でしたが、
お子さんが大きくなると、そろそろ時間ができてきたので何かしなければ・・と思いはじめました。
たまたまリビング新聞で、企業を目指す女性対象の無料セミナーの開催を見つけて
参加して、その時は、冊子をもらっただけでした。
モノづくりが好きな岩本さんは、自分の描いた絵をカレンダーにしてみようかと
思っていたところ、子どもが描く絵が、ものすごくかわいらしくて、これをカレンダーにして商品にしたら
かわいい!と思いついたそうです。独学で学んだ、フォトショップも慣れてくると仕事として
使えるのでは?と思い、そこから、無料相談窓口に話を聞いてみたりと動き始め、助成金がおりるという話をきいて
申し込みをしたりと、独立をする道に進んでいかれたそうです。
対照的なお二人ですが共通するのは、好きなこと、得意なことを仕事にして
フリーで働いているということです。
まずはゲストのお二人に、フリーでお仕事を始めるまでにいたった
経緯をお聞きしました。
次回は、フリーで働いて、メリット、デメリットをきいたところから続きます。
fuku