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【働】2月2日かしこくムリなく自分らしく「ワーク」と「ライフ」のトークショー:開催報告レポート

広島労働局主催、『かしこく ムリなく 自分らしく 「ワーク」と「ライフ」の勉強会』、広島、東広島、三原、福山と全4回の勉強会を経て、その集大成としてのトークショーが2/2(土)レクト イベントスペースにて行われました。

トークゲストは、「くらすこと」主宰の藤田ゆみさん。

ウェブマガジン、雑貨店とカフェの運営、イベント企画や本の出版など多岐にわたって活動しながら5人のお子さんを育てている、素敵女性の代表のような方です。

実際、事前に申し込んでくださった参加者の中には「広島で藤田さんのお話が聞けるなんて」と、この日を心待ちにしていた方もいらっしゃいました。

藤田さんのお話には、自分らしさを生かした働き方をするにはどうしたらよいか?というヒントがぎっしり。

例えば藤田さん自身は、ケアワーカーや雑誌の編集など、いくつかの職種を経験してきたといいます。ケアワーカーの資格を取得するために、ハローワークの職業訓練校を利用したこともあったそうですよ。

一見畑違いの仕事にも思えますが、根底にあったのは「体の健康と心の健康」。出産、育児を経て、その思いはますます強くなり、味噌づくりのワークショップやおにぎり会など、親子で楽しめる数々のイベントを企画しており、その経験がすべて今の会社に生かされているのだそうです。

たくさんの子どもを抱え、仕事と育児の両立が大変なのでは?と思いますが、やはり「好きなことをすること」が一番の原動力のようでした。

活力にあふれているような藤田さんですが、子どもの何気ない一言に傷ついたこともあるそうです。

「お母ちゃんは、『くらすこと』のことばっかりやん」。

その言葉に、自身の働き方と子どもとの時間を考え直したこともあったとか。このエピソードには、ワーキングママの参加者の方も共感するところがあったのか、しきりにうなずいている姿が見受けられました。

現在、女性ばかりが働いている藤田さんの会社では、フレックスな働き方を採用し、それぞれが家庭と子どものことを大切にできるような環境で、仕事との両立をはかっているのだそうです。

「希望を生み出す強い経済」「夢をつむぐ子育て支援」「安心につながる社会保障」―新・三本の矢の実現を目標とする「一億総活躍社会」の実現がさけばれて久しいですが、本当に女性が求める働き方ができる会社が、今、何よりも求められているのかもしれません。

質問コーナーでは子どもの叱り方やしつけについての内容があり、藤田さん流の言葉選びについてのお話などもしてくださいました。藤田さんでも判断に迷うことがあるそうで、その素直な回答に、母親として皆それぞれ迷いながら、自分なりの回答を少しずつ見つけていけばいいんだと、励まされた方も数多くいたようです。

この日のイベントは藤田さんのトークショーをメインに、広島労働局によるワークの相談ブースや社会保険労務士の方によるキャリアアップの相談ブース、体をあたためるお茶の試飲ブースなども同時開催しました。

相談ブースはイベントスタートの10時から訪れる方もいて、仕事やキャリアについて考える女性が多いのだなと、あらためて感じさせられました。

参加者の方からは、

「好きなことを仕事にするのっていいなと思った。元気がもらえました」という声や、

「働き方について見直す機会になりました」という声が数多く寄せられました。

また、今までハローワークについて何となく敷居が高いと感じていた方からも、

「就職する時にのみ行くところだと思っていたけど、色々なことをされていて、もっと気軽に利用しようと思いました」

というような感想もいただきました。

赤ちゃん連れのお母さんから、第二の人生を歩み始めた年代の方まで、幅広い層の方が参加してくださったこの企画。

“自分らしく働くためにはどうしたらいい?”

その答えや、一歩踏み出すきっかけが、少しでも見つかっているといいなと思います。

 

今後も頑張る女性たちを応援するような、そして男性の皆様にも足を運んでもらえるような企画を、どんどん打ち出していきたいと思います!

4回の勉強会、そしてトークショーと、ご参加くださった皆様、貴重なお話を聞かせて下さった講師の皆様、本当にありがとうございました。

詳しいイベント詳細はこちら

http://hs-plus.jp/hellowork/

 

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