「ワタシそろそろお仕事します!」参加者にインタビューしました!
2月21日に開催された「30代からのRestart ワタシそろそろお仕事します! 企業に届ける生の声 50人大座談会」に参加されたSさんに、イベントの感想などをお伺いしました。
小学生の娘さんを始め、幼稚園児と未就学児の3人のお子さんを育てているSさん。
イベントへのきっかけは、「仲良しのママ友に誘われて」とのことでした。
Sさんの家事と仕事の両立に対する悩みや、再就職への前向きな気持ちなど、
これからお仕事を始めようと思っている女性には共感できる部分がたくさんあるのではないでしょうか?
亀田:「ワタシそろそろお仕事します!」のイベントに参加されていて、いかがでしたか?
Sさん:初めは「座談会なんて私に話せるかな。」とちょっと不安でした。でも参加してみて私と同じような
子育て中や、主婦の方ばかりで気軽に話すことができました。
同じような悩みを持った人がいるって知ったことで、
子育てしながらでも再就職できそうって気持ちが高まりました。雰囲気も会議室でのセミナーとは違い、
カフェでお茶しながらお話しする感じだったので楽しかったです。
亀田:お仕事については、どのように考えていましたか?
Sさん:下の子が4月から幼稚園に入るので、「そろそろ働こうかな。」と漠然と思っていました。「そろそろ」と
言っても、初めは幼稚園になれるまで泣いたりして大変だろうし、今までゆっくりできなかった家の片付けや
アルバムの整理なんかもしたいので、2,3か月はゆっくりしようかなと。
でも、7月くらいから動いたんじゃ、すぐ夏休みになるし、それなら9月か10月くらいかなって感じです。
全然「そろそろ」じゃないですね(笑)
亀田:具体的には、どんなお仕事を考えていました?
Sさん:もともと事務職だったので、できれば事務系のお仕事がいいなと思っていました。
以前の職場は自宅から遠く、通勤に1時間以上もかかっていたので上の子の出産を機に退職しました。
再就職するなら、家事や子どものこともあるから近くで探したいし、
土日もお休みで短時間勤務がいいなと思いながら、そんな都合のいい職場なんてあるのかな?とも
思っていました。
亀田:イベントに参加されて、考え方に変化はありましたか?
Sさん:事務職がいいなと思っていたけど、今回参加されていた企業さんのお話しを聞いて、
今まで検討もしなかった職種も選択肢になるなと思いました。資格が必要だと思っていたお仕事でも、
初めは未経験者でも大丈夫だとか、お仕事をしながら資格を取ることもできると知って、
近くで勤められるなら主婦にはいいなと。ある企業さんは、夏休みなどの長期休暇には
子どもと一緒に出勤できる制度を整備中だと聞いて、主婦が勤めやすい環境を用意している企業さんも
あるんだなと目から鱗でした。
亀田:再就職に向けて動こうと思ったら、どんなことが気になりますか?
Sさん:やっぱりブランクが気になります。退職してから9年間、専業主婦をしてきたので、
以前のスキルじゃ通用しないとも思うし、体力的にも家事や子育てと両立できるか心配です。
あと、もし今から面接を受けに行こうと思ったら、
下の子を預かってくれる一時保育が可能な施設が少なくて、現実は無理なんです。
一時預かりをしている保育園でも、時期によっては利用できなかったり、
定員があるのか断られることが多かったです。
亀田:最後に、なぜ働きたいと思いますか?
Sさん:お金のため、というのが一番の理由ですが、正直なところは家計のためというより、
自分で自由に使えるお金がある程度あるといいからですかね。
自分の好きなものを誰にも遠慮せずに買ったり、子どもや家族のために使えるお金は
少ないより多い方がいいですよね。あとは、私も社会で誰かの役に立っていると思えると、
自分に自信が持てるし、子育てが落ち着いたころに打ち込めることも見つかるのかなって思います。
今回、このイベントに参加したことで改めて「どんな仕事がしたいのか」、「私が働きたい理由」を
真剣に考えることができて、漠然としていた考えが明確になってきました。
今は、すぐにでも再就職に向けて動けるように、履歴書などを用意して面接に行ける準備を
整えてみようと思います。
女性が働く理由は様々ですが、今回のイベントアンケートでも多かったのは
「社会とのつながりと持ちたいから」や、
「子育てや家庭以外にもやりがいを見つけたいから」という積極的な理由でした。
また、求人情報などでは分からない企業の雰囲気や、
女性が働きやすい環境について知るきっかけになったようです。
インタビューにご協力いただいたSさん、ありがとうございました。
他にもこのイベントに参加したことを機に、具体的に動き始めた人もいます。
ハースト―リィプラスでは、これからも働きたい女性の背中を押すことができるような企画を実施していく予定です。