トップページ > 今日の「オヤとコと。」:高校生の本気
2018.03.05
いやいや、びっくりしました。
高校受験の時も、試験期間も見たことがない集中力。
なんと、テレビもyoutubeもtwitterも見ずに
無音の中、黙々とペンを持って紙に向かっているムスコ。
初めて見ました、まぢで。
かれこれ、試験前日でも手元にはスマホ。
イヤホンをしてお気に入りの音楽や動画がガンガン流れる中、
ケタケタ、ニコニコしながら試験勉強?らしい時間を過ごす。
または、
四六時中過ごすリビングでTVゲームの休憩中に学校の課題をこなす、そんな子なんですよ。
それが、かれこれ3日目です。
定例のゲームタイムの後に回すこともなく
寝落ちすることもなく
彼がせっせと取り組んでいたのは
3年生を送る会の台本。
コントのネタを考えているんだそうです。
ねえ、かーさん。
動物が手配できなくて実は人間だったっていう動物園。
面白いと思う?
はっ???
それは・・・
当然ノーコメント。
なにそれ?
とも言えないし
面白いんじゃない?
とも言えない。
ワタシ、笑いのセンスには自信がないのですが
とりあえず、聞いてみます。
イマドキの芸人さんのパロディとか
身内ネタじゃダメらしい。
オリジナル脚本にこだわるんだって。
推敲に推敲を重ね、
幾つもバージョンを検討し。
もはや放送作家さんです。
サッカー部は伝統的に送る会の出し物はコント。
そして、ネタ作りは自称お笑い担当の自分なんだそうで。
脚本&主演なんだって。
オレの今後の高校生活がかかってる!
1000人以上の全校生徒の前でスベるわけにはいかないと言います。
そんな危機感からのホンキ出し。
なるほどねー
人間を動かすには「危機感」だ。
と改めて学びました。
ホント頑張ってましたよ。
ちょっと見直しました。
結果はですね。
まあまあウケたけど、
オレのところはスベった。
んだそう。
まあ、それも思い出だよ、
終わってヨカッタヨカッタ。
そしてお別れ会明けの今週
高2の最後の試験期間に突入しました。
朝から止まないTVゲームの電子音。
日常が戻ってきました。