お勉強や仕事に限らず、ノートの上手な活用は
成果をあげるのに有効なようです。
プロスポーツの世界でも
西武の菊池雄星投手や横浜の中村俊輔選手の
ノート活用術は驚愕でした。
子どもの頃から目標や課題を丁寧に書き留め、
自己の成長のために自分自身に向き合うためのツール。
これ自分のことは棚に上げて、
ムスコの話です。
確か、彼は小学校5年生か6年生の頃に
「サッカーノート」という表紙にタイトルだけ書いて
とうとう中のページは白紙のままだったノートが1冊ありました。
それ以来です。
「サッカーノート」
まー、びっくり。
高校にいったら上手い子ばかりで自分の力との差をよっぽど感じたのか・・・
はたまた親が夢に見る自己研鑽できる子になるのか!?なんて・・・
で、当然ノートの中を開けてみました。
すると、割と丁寧に(字は汚いですが)
試合の気づきや練習でできたことできなかったことが書かれています。
あら、なんで???
(なんでっていうのも失礼でしょうか)
よく見るとムスコの汚い字の下に赤字でコメントが書かれています。
まさか、高校で先生が赤ペンチェックしてくれるなんて!
はい、そんなはずはありませんでした。
先輩たちがコメントを戻してくれるんだそうです。
・どうしたらよかったのも具体的に書くといい
・走りは大事だ、頑張ろう
・よくボールがみれていると思う 云々
本人がノートに書き記した記録に対してのコメントが丁寧な字で書かれています。
先生からの叱咤激励より
先輩からの生のコメントの方が確かに聞き耳を持つんだろうなー
と思いました。
これ、niceideaですね!
先輩に見てもらうんだったら、手が抜けないから書くだろうし。
無理やりにでも自分で振り返って考える癖が付くし、
他学年とのコミュニケーションもとれるし。
サッカーが上手くなるかどうかは別として
なんだか部活動での高校生活は充実しているようです。