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今日の「オヤとコと。」

シミズのオヤとコと。

2013.12.23

厳しいお祖父ちゃん

休日のスーパーでの一こま。

お孫さんとお買い物に来ていたと思われるおじいさんとおばあさん。
  「●●!他の人の邪魔になるよ」
  「●●!静かにしていなさい!」
おそらく小学校高学年のお兄ちゃんと年長くらい?の弟さん。
お子さんたちは、決して大騒ぎをしているわけではないのですが、
彼らのおじいさんはそれは毅然とした態度で、お孫さんたちに、
スーパーでの振る舞いを指摘します。

その様子を見ながら、ふと思ったこと。
最近こういった厳しいおじいさんをあまり見なくなったなあという感覚。

自分が小さいころお祖父ちゃんや曾お祖父ちゃんは怖かった。
大家族に育ちましたので、ひとつ屋根の下、家族が最大多かった時は12名。
当然全員一緒に食卓は共にできず、なのですが、
夕方、子どもたちとお祖父さんお祖母さんが一緒に夕飯を食べるわけです。

当然テレビは消す。
うっかり今日の学校での話に盛り上がると 「飯は黙って食え!」とお祖父ちゃんから叱責が飛ぶ。
夕食はシーンとして、黙々と食べる時代が結構長くありました。

決してそれが家族の食卓としていいとも思わないのですが、
「食事はお料理や作った人に感謝して食べる」や「親や目上の人のいうことは絶対」
という文化が 自分が小さいころにはしっかりありました。

そして、「いまは昔」だなあ、と思うわけです。

子どもの頃は優しいお祖父ちゃんがいいなあ、と思いましたが、
今は、厳しくまっすぐな大人がやはりいてほしい、とも思います。

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