トップページ > 今日の「オヤとコと。」:親の思い子知らず
2015.03.21
子育ては親がおもうようにはなかなかいかないものなのです。
3人の娘には英語がしゃべれグローバルに活躍してほしいと思っていた。
かといってそこに教育費を懸けられるほどではなかったけど・・・
進学校に入学した長女はシングルマザーでの家庭の都合もあって大学受験をさせず、
3か月だけの語学留学でオークランドへ。3か月で英語はマスターできなかったけど海外の友だちだけはたくさん作って帰ったようだ
帰ってからは バイトとして働いたサービス業に興味を持ち最高のサービスを学ぶため東京へ。
「接客」が天職になりつつある。
生活が少し安定し、下のふたりにはお金をかけた。
学校へはかよわなかったけどふたりとも英語の塾だけは熱心に通った。
次女は高校進学時期を1年遅らせ、ニュージーランドの高校に1年間通わせ
(われながらお金よくがんばったな~)
言葉の通じない海外で苦労したのか 帰国してからは
「どこでも日本語で 気持ちもうまく伝えられるってこんなに素敵なこと」
と社交的になり性格までも変わった、
がしかし、、、、、、、、英語を使うシーンが頻繁でなくなるとあっという間に英語をわすれてしまったようだった。
三女も同じ時期にニュージーランドへ行かせようとしたが海外へ出ることを
かたくなに拒み塾までもやめた。
英語より計算が好きなようで 、、大学では電子工学なんてわけのわからない科にはいりひたすらひとりでパソコンに向かっている。
学校へ行かなくてもグローバルに活躍するよう英語だけはと考えた せっかくの教育費が・・・・・。
そこまでふたりにはお金をかけたけど・・・・
実は我が家で英語が話せるようになったのは長女のみ。
東京でサービス業に従事ていたときに外国人のお客様の対応が多く勉強せずには仕事が出来ず多くは実践から学んだようだ。
は~、親がいくら準備しようとも思うようにはいかないのだ。
すべては本人の意思のみ、「学ぼう、身に着けよう」と思う熱意のみということがよーーくわかった現実なのです。
「何かしたい」と思うこどもの意思を尊重した子育てが一番大事ということ。
親ができることはそこを見逃さないようにするということなんですかね。