トップページ > 今日の「オヤとコと。」:やる気スイッチON名人。
2017.05.12
最近の我が家の様子。
夜、寝る前に娘たちは明日の服を選びます。
その時に“たたみ名人”である妹はもちろん、キレイにたたんで枕元に並べます。
一方、長女は優柔不断でいつもすぐに決められません。
ようやく選んだ後に、妹に向かって「たたみ名人~、お願い~!」と
なんと、自分の服をたたませているではありませんか・・・。
妹も、その気になって「はいはい~。」と得意げにたたんでくれる日もあれば、
そこはやっぱり、まだ5歳。「え~、自分でたたんでよ。」という日もあります。
すると長女はすかさず「だって、〇〇(妹の名前)は名人なんだから♪」とか、
「〇〇のたたみ方、キレイなんだよね~」とネコナデ声で妹をその気にさせています。
最終的には、「たたんでくれたら、お姉ちゃんのお菓子分けてあげるから。」とエサで釣っていますが、
ほぼ毎日長女の洋服は次女がたたんでいるようです(笑)
「自分のことは、自分でしなさいよ。」とだけ忠告しますが、
交渉力というか、いろんな方法で人をやる気にさせる技術は生きて行く上では重要かもと思い、
このやり取りがいつまで続くかは子ども達に任せています。
観察を続けていると長女は、たたんでもらった後に必ず、
「うわ~、たたみ方超上手い!」とオーバーリアクション。
妹も照れながら、「明日もたたんであげるね~!」と嬉しそう。
母親になって得に感じますが、子どもをその気にさせるのって結構難易度が高いですよね。
お手伝いもお願いしてやるより、上手にその気にさせてやってもらうのがいいとは思うのですが、
つい忙しいと自分でやった方が手っ取り早いので、私はなかなか上手く頼めません。
長女の声掛けを見ながら、子どものやる気スィッチの押し方を学ぶ母でした。