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今日の「オヤとコと。」

fukuのオヤとコと。

2016.01.21

THINK EGE 広島みずみち100万人フォーラム の熱意

今日、私の親戚のはとこにあたる、Nちゃんが、ちょっとお願いがあるの・・とお昼に来てくれました。

昨年、広島市の佐伯区の恵下(えげ)地区に計画中の「ごみ埋立地」のことを知って

え?その状態、計画内容で、30年間(延長あり)の予定の埋立地を作って大丈夫なの?と

不安になり、地元の戸山に住む友人と、地元の若い人たちが中心になって動き始めた

見直し提案の活動に、参加しているということでした。

 

広島みずみち100万人フォーラム」というグループを結成し、広島市、広島市隣接の地域、

県外の地域も一緒に、この問題を考え、解決策を見出すための活動を始めたそうです。

生活をしているとゴミを処分しなければならないのは仕方がない、

埋立地が必要なのも理解ができる、

だけど工事の設計がずさんで、問題点が指摘されているにも関わらず

事は決められ、2月に議決されると3月着工。問題はその施設の安全対策や

将来の保障が説明されないままの計画実行にあること。

そこで、

取り急ぎ、現在できることは、署名を集め、このまま着工するのではなく解決策を考えて

動きましょうと投げかけているそうです。

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私が関心をもったのは、小さな子どもを持つお母さん世代、地元の若者世代が

今、この問題に関心を持ち、有志でフォーラムを立ち上げて、

フェイスブックなどのSNSを通じて、情報を伝えていること。

Webサイトも構築し、チラシも手作りして印刷し、そして今、協力してくださる方に

チラシの設置や配付、署名のお願いをみんなで回っているということでした。

 

年末に開かれた説明会には、通常地元の方が100名集まればよいところ、

200名の人が集まってきたということ。

某テレビ局の記者も、若者がどうしてこんなに関心をもち、熱心にSNSを活用して

情報拡散をしているのか何か動きが違うとずっと追跡取材をされていること。

そんなことも聞きました。

 

記者会見もして、広島の全メディア局に会見をしたそうですが

今後も、協力者をどんどんと地道に巻き込んでいくのではないかなと

思います。

 

 

「ねぇちゃん、インターネットがあってよかったね。

昔は、チラシを作って折り込み代をかけてまいていたんだろうけど

今はフェイスブックで広めることができるから、ほんとありがたい。」

と話していた一言が耳に残りました。

 

若い人は、やっぱりSNSで情報を得ているんだなぁ。

でも、本当に伝えたい場合は、人を介して会ってお願いをしないと

伝わらないということも話をしてわかりました。

 

政治的な背景もあり、すべての方が共感することは難しいかもしれませんが

広島に生まれ広島に育ち、広島で子育てをしている私自身は

埋立地の近辺にお住いの方の不安もさることながら、長い目で見ると

広島全域、水の街広島の水に影響があることなのかと知ることだけでも

重要な気がしました。

 

自分の子ども達の未来のことに置き換えて、考える母のパワーはすごいとしか言えません。

相手が広島市とか広島県とか、国とか、経済の組織とか

大きなもの、力のあるもの、組織力のあるものに対しても

怖がる気持ちなんてないのです。

 

母はすごいです。

 

 

 

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