トップページ > 今日の「オヤとコと。」:泣けてくる・・・黄色いランドセルの背中
2016.01.14
我が家の家のお向かいに住まれているご家族。
確かお子さんは3人で、長男が高校生、末っ子の僕が小学校1年生。
お兄ちゃんと末っ子君が年が少し離れています。
毎朝、小学1年生の黄色いカバーをつけたランドセルを背負って
末っ子君が登校していく姿を、奥様が見送っています。
私がごみ出しに外に出たときに、その見送り風景を時々目にします。
お母さんは、末っ子君が時々ふりかえるのを見守って、手を振ります。
まっすぐいって、角を左に曲がるまで、100メートルくらいでしょうか。
末っ子君が左に曲がって、姿が見えなくなるまで、お母さんはじっと立って
見守っています。
そういえば、うちの長男君も、二男君も、小学1年生の黄色いカバーをつけたランドセルを
背負って、ちょこちょこと歩いていくその姿が、心配で、見送っていました。
お向かいの奥様ほど、頻繁ではなくて、時々しか見送っていなかったけど、
子どもが大きくなるにつれ、その歩いていく背中は、だんだんとしっかり力強く
大きくなっていくわけですが、そのとき、そのときは、もう戻ってこない子どもの後ろ姿とランドセル。
あぁ、もっと見送っておけばよかったなぁ。と、
お向かいの奥様と末っ子君の風景を見て、いつも泣けてきます。
今朝も、見送る奥様に、つい「泣けてきまね。」とひとこと。
奥様もニコニコ、笑顔で返してくれました。
末っ子だから、特に気になって・・・といわれる奥様。
小さな子どもの成長はあっという間だということを
お兄ちゃんの成長で十分体感しているからでしょうね。
ふりかえって、私も。。。
ランドセルが、小さくておもちゃのバックを背負っているような
卒業まぢかの二男君を、少しでも見送るようにしたいと思いました。
fuku