トップページ > 今日の「オヤとコと。」:母を思い出しながら、お菓子づくり
2014.01.14
【ベイクドチーズケーキ】
子どもが大きくなるにつれて、少しずつ自由な時間が取れるようになり
最近、休日の隙間時間に、おやつやお菓子を作るようになりました。
お菓子作りは、子どもが小さくても大きくても、好きな人は、楽しんでいることだと
思いますが、私にとっては、やっと最近時間がとれるようになった楽しみの時間です。
お菓子の本や、友達から教えてもらったレシピなどを見ながらの
お菓子作りですので、うまい!とか、上手とはいえませんが、
とにかく、作っているのが楽しいのです。
どうしてかなと考えるんですが、
それは、自分が小さな子供の頃に、やはり母親が、楽しそうにお菓子やパンを作っているのを
テーブルの横で、見ていた記憶からだと思いました。
一緒に手伝ったりすることもあったけど
あまり記憶はなく、よく覚えているのは、パン生地を発酵させるために、こたつの中にラップしたボールをいれて温めていたり
ロールパンを焼く前に卵黄を刷毛で塗っているシーン。
キャラメルを作っているときは、文房具屋さんで買ってきたと思われる
いろいろな色のセロファンを、正方形に鋏で切って、できあがったキャラメルを
一つずつ包んでいる作業。
紫や黄色、赤、青などのセロハンに包まれたキャラメルは、お店で売っていない
我が家のおやつでした。
子どもの頃に、母が作ってくれた手作りのお菓子やパンが、
お店とは比較できない、特別な美味しさがあって、いまも記憶に残っています。
我が家の子どもは、二人とも男の子なので、一緒にお菓子作りを楽しむことには
興味がないようですが、できたケーキやお菓子を、食べてくれていたら
将来、ずっと先にも、大人になった彼らは、ふと、母親の私が作ったお菓子のことを
思い出してくれないかなぁと思いながら、お菓子を作るようになりました。
ストレスの発散でもあり、将来の子どもへの、思い出づくりの一つでもある
お菓子作りは、今の自分の一番楽しい「コト」として、続けていきたいと思います。
写真のベイクドチーズケーキは、めずらしく長男が、「母さん、チーズケーキをつくってや」と
リクエストがあったので、かなり待たせてやっと作ったケーキです。
fuku