トップページ > 今日の「オヤとコと。」:あかちゃんはこうしてできる!
2018.03.23
「どうして、自分はカカ(母)から生まれたのに、トト(父)に顔が似ているの」と、
下の子の立会い出産を二度経験している、当時小2の息子が尋ねてきました。
コウノトリとも言えないし、かといって、きちんと解説できるわけでもないし…
そういえば、友だちが小3の息子がいる時に第三子を出産し
なぜ身ごもったのかを説明するときに北欧の性教育本を読んであげていたっけ
そして、中区にある「えほんてなぶる」で買い求めました
「あかちゃんはこうしてできる」P.H.クヌートセン(アーニ出版)
全体的に湿度の低いトーンで、からっと淡々と、でも丁寧に解説されています。
スウェーデンの土地柄もあってか、
「あかちゃんがおおきくなったとき、ふたりは、いっしょにすんでいないこともある。
でも、さいしょにあかちゃんをつくったのは、おとうさんとおかあさんなんだよ。」
という一節も、何十年も前に発行された本であるにもかかわらず、
時流を反映している感じ。
親から子どもに教えるのは、いろいろな情報にさらされておらず、
無邪気に受け止められる小3くらいまでがいいそうです。
小学校では小4で性教育をしていますが、自分を思い返しても
一つ一つの言葉を単なる机上のものとしか捉えられず
いまいち現実と結び付けられなかったような気がします。
活字好きの息子は、なぜかこの本は「絵本だから読む気になれない」と言って、手に取らず。
親の思惑に感づいたのでしょうかね…
当時、年長だった娘はいろんな疑問が湧いてきたようで、
いろんな質問をしてきました(笑)
開けっぴろげにまでは言えないけど、質問には答えられるので、
家に置いておくと、いろいろ話すきっかけを与えてくれる絵本だと思っています。
個人的には一家に一冊キャンペーンをはって、勝手に周りのお母さんたちに薦めています!