トップページ > 今日の「オヤとコと。」:20年ぶりの再会
2014.02.25
私は、ハーストーリィプラスの前身、ハーストーリィにお勤めする前は
まったく畑違いの職種についていました。
今思うと恥ずかしくて口が裂けても言えませんが
こっそり告白すると・・・・・市内の公立高校で
国語の教科を担当する臨時教員でした。
正教員になるために勉強しつつ、臨採で採用されて
働いていたので、その数年間、複数の高校現場にお邪魔していました。
あのころ毎日人前で授業をしていた経験から、今、人前でお話しすることは
まったく抵抗がなくなり、ある意味いい経験をさせていただきました。
大学卒業をしてからの数年ですので
当時の高校生とは年齢が近く、友達感覚とまではいきませんが
お姉さん的な立場で、生徒とすごし、私の青春の日々のすばらしい思い出が
蓄積した時代がありました。
先日、お仕事からみで、一日漁の旬の魚を味わう会というものに参加したときに
参加者の若いご夫婦とご一緒になりました。
ご主人が、広島で有名な「山人」という料亭の店員さんで
弊社の社長のお婿さんと同じ職場の同僚さんということもあり、
驚いてお話していた時です。
若い奥さんの方が、私に対して
「あの・・。学校で先生をされていませんでしたか?高校の。」
と言われました。
「え?は、はい。」
「そうですか!?なんだか、私の高校の時の先生によく似ておられるんです!」
と言われまして
「え?お名前は?」とお聞きしましたら
「Y●●です」
と。
その瞬間、高校生のYさんの面影が重なって、某高校の時の副担したクラスの生徒さんだったということが分かりました。
20年ぶりに再会をしたことになるんだと思いますが
今も、私のことを覚えてくれていたなんて!!
副担、そして単なる国語の教科胆です。
塾の先生だっているでしょうし、学生時代にたくさん先生という人に出会ってこられたでしょうに・・・
よくぞ覚えてくださいました!
彼女は、今はご結婚されて、ご主人とは別にリカーショップで営業を担当される店員さんとして
働いておられるそうですが、将来はご主人とともにお店を開いていきたいという夢を持っているそうでした。
教え子と言えば、恥ずかしいですが
私のことを覚えてくれていたYさん。
夢は必ず実現しそうなお二人を見て、私はこれからも、Yさんんをはじめ、かかわった教え子さんたちの
応援をしていきたいなぁと思いました。
もうめったに会えないけど制服を着たかわいいあの生徒のみんなの顔を思い出して
恥ずかしくないように、精一杯誠実に生きていきたいと思いました。
そして、いつか私がしている仕事や活動が、多くの方に知っていただく機会があるとき
「あ!俺が高校のときに国語の教科胆だった人じゃない?いいやつに出会ってたんだ、よかった、俺」などと
思い出してもらえる日が来ると、夢ですが・・・嬉しいなあと思います。
fuku