トップページ > 今日の「オヤとコと。」:子どもの背中
2015.03.17
初めて子どもが受験をするという経験をした我が家は、思い出すと3年生の1年間は、
目標を決めるまでがふらふら、自分の進路がどうなるのか、イメージがなかなかできていないようでした。
自分のことを振り返っても、中学を卒業したら、どうなるの、高校はどうするの?そのあと将来は?
などとしっかり考えていたかどうかというと、自信を持って考えていたとは言えず。
だから、子どものことをあれこれと導くアドバイスはできませんでした。
やっと目標をきめてから、約半年間は覚悟をきめたのでしょう。
今までで一番勉強したと、やりきった顔をして、受験当日を迎えていました。
本当は心臓がバクバクで、かなり緊張をしていたそうですが。
自分では、どうしようもなく、子どもが決めてやるか
やらないか。
もどかしい思いや心配な思いばかりですが、母親は見守ることに徹するしかないんだなぁと
感じました。
職場のみんなが、心配をしてくれました。おかげで、無事進路も決まりました。
ほっとする春とともに、試験会場に向かって歩く子どもの後姿を見つめながら
小学1年生の、黄色いカバーをつけたランドセルを背負った後姿が思い出されて
重なりました。
あの小さい時から、あっという間に時は過ぎ成長した息子。
あと何年一緒に暮らしていけるかと思うと、一日、一瞬を、大事に過ごしていきたいなと
思います。