トップページ > 今日の「オヤとコと。」:守る
2015.03.05
中学1年生の殺害事件について、日々ニュースで報道をされています。
先日、なくなった被害者のお通夜が行われ、母親のコメントが弁護士を通じて発表されました。
家族を守るために忙しく働いているお母さんと、その忙しい母を気遣い、
心配させないようにふるまっていたお子さんの様子が想像できて、
本当に気の毒でなりません。
朝早く仕事にでかけ、夜遅く帰って来て、子ども達の日中の様子が分からなかった。
そう語っておられるコメント。
親や家族思いの息子を亡くして、悔やんでも悔やみきれないと思われます。
子どものことが心配ではない、親は、そういないと思います。
でも、充分気をつけてあげられないほど、余裕がもてない生活事情もあると思います。
被害者だけでなく、加害者になりうる思春期の子ども達を、どうやって守って
あげることができるのか。
仕事柄、SNSの活用には関心を持っていますが
使えば使うほど、大人である自分でさえも、人間関係や時間管理、体と心への影響を感じてきます。
いろいろな事件に発展する要素を持つSNS。便利さと裏腹の影響も知っておきたいと思います。
そして、わずかな時間でも、子ども達を見守り、想いや悩みを受け止めることができるように
意識をもっていこうと思います。
被害者と加害者の、どちらの不幸からも、子ども達を守らないといけません。