トップページ > 今日の「オヤとコと。」:第一子マクロビ、第二子野口整体、第三子は・・の離乳食
2018.03.16
オフィス1階のカフェの店長は、離乳食を始めるくらいの月齢の第三子がいます。
離乳食をそろそろ…という話をしている時に、さてと、自分を振り返ってみると、
うちの三人の子どもたちは、その時々のわたしの趣味で全く正反対の離乳食を食べていました。
一人目の第一子は自宅出産したこともあり、急速にマクロビオティックにかぶれていました。
玄米、味噌汁、野菜、タンパク質といえば豆類…の食事が理想、ストイックではなかったものの、その当時肉を買った記憶はありません。
その系統の育児本を読み漁り、
「油っぽい肉を食べた後の母乳を与えると、赤子が金切り声で泣き止まない」
という記述に、深く頷く次第。
母乳でそうなんだから、直接口に入る離乳食は言わずもがな。
動物性たんぱく質は避け、米、野菜オンリー。
「ニンジンを食べると怒りっぽくなる」という話も聞いたことがあるので、
ニンジンすらも、なるべく避けていました。
そして、三年後の二人目。
女児で自宅出産したところは同じなのですが、当時、わたしは野口整体に少しかぶれていました。
自然育児を理想に掲げていたわたしの周りには、野口整体で体調を整えている知り合いが多かったのす。
野口整体は、妊娠中の腰痛の改善に通い始めたのがきっかけで(妊婦でマッサージを受け付けてくれる数少ない整体)、産後もお世話になっておりました。
とはいえ野口整体の理想とする、自分で自分を癒すところまではいっておらず、
ただただ、なんとなく自分の気に入ったポイントのみを実践し、
不調の時に先生に診ていただくくらいの付き合いでしたが、
その野口整体の離乳食ステップがかなり興味深い。
まず離乳食のスタートは、生卵(産んで3日以内)の黄身から。
そこに醤油をちょろっと。塩分が大事、とのことです。
その後も、生卵⇒肉⇒バターという、離乳食としては実に斬新なステップ。
(詳しくは野口晴哉・著「育児の本」ご参考ください)
基本、赤子には動物性たんぱく質が適っている、なぜなら、おっぱいは、動物性たんぱく質だから!
という考えからです。
なるほど!と思いつつも、では世の離乳食は間違っているのか?という疑問もありつつも
子どもの健康ために是非実践したいという切実な願いというよりは、
どうなるか試してみたい、肉食べた子がどんな体質に成長するのか見届けたいという
思いが強く、実験のようにバターや魚や肉や卵を与えていました。
ちなみに米は消化しづらいので、離乳食の一番最後、1歳を過ぎてからでした。
そして、3年半後の三人目。その時、わたしは適度に脂が抜けていました。
試した方法から、自分に無理のない方法で残ったのは、割と普通の食生活でした。
添加物には気を付けたり、チョコレートやあめを日常的に食べさせることはないものの、
肉か魚か、野菜か炭水化物か等、食材で判断することはなくなりました。
今までの教訓として残ったことは、ある意味、人間、何を食べても生きていける、
ということでしょうか。(体質などにもよるでしょうが)
第三子は、タンパク質も穀類も、おいしそうにしていて体調に無理がなければ、適当にあげていました。
三人とも、今年もインフルにもかからず、概ね元気に過ごしています。
ただ、マクロビの第一子の長男は草食系、
肉を食べていた第二子の女子は、肉食系であるような気はしますが・・・。
この性格が離乳食の影響かどうかは、なんとも微妙なところです。
うちの食器棚。
子どもにも、親の好みを押し付けたご飯茶碗(中央右の茶色の椀)。
下段の木の大小の器は、かれこれ10年くらいの付き合い。
木は偉大!割れないので、BBQやキャンプにも持って行ったり。